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関節の動きをスムーズにするヒアルロン酸の役割

高い保水力を持つヒアルロン酸は無色透明で無臭、高い粘性と弾性をもつ物質です。その粘度はヒアルロン酸の濃度や一つ一つの長さなどの違いによって変わってくるもので、濃度が高く分子量が大きいほどジェルのようにどろりとして粘度の高い物質になります。人間の体の中の様々なところの存在しており、その濃度は存在する部位によって異なります。高い濃度のヒアルロン酸が存在するのが眼球の硝子体、へその緒、膝や肘などの関節、皮膚などです。

中でも、関節内にある関節液には大量のヒアルロン酸が含まれており、関節内で、関節が滑らかに動きやすくする役割を担っています。誰の体の中にも存在する物質ですが、その濃度は年齢を重ねてゆくほど減少し、皮膚の濃度は40歳後半ぐらいの年代からどんどん減少していくといわれています。健康食品や医薬部外品医薬品の主成分としても使用され、中でも化粧品や医薬部外品としては保水力の高さを利用して皮膚の潤いを保つ化粧水やクリーム、入浴剤にも使われ、そのほかにもマウスウォッシュや洗眼液などにも含まれています。そして関節液や関節軟骨などに多く存在し、骨と骨の間のすべりをよくする潤滑作用や、クッションのような役割をする緩衝作用など、膝やひじなどの関節が滑らかに、動きを良くするように働きかけています。

そのため医療現場では関節機能を改善させるため、関節内にヒアルロン酸を注入すると言う治療方法に使用されています。

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